紫外線が気になる季節になると、スキンケア・メイクと共に日焼け止めを加える方も増えてくるでしょう。
肌を守るため、老化を防ぐためにしっかり日焼け止めを塗っておきたいけれど、化粧下地と重ねるのが面倒という方も。日焼け止めを化粧下地代わりにしてもいいのか、疑問に思われている方も多いはず。
また、「両方使うべきなのか」「化粧下地と日焼け止めの正しい順番を知りたい」という悩みもでてきますよね。
化粧下地と日焼け止めの正しい使い方について解説しますので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
日焼け止めを化粧下地の代わりにしてもOK!

日焼け止めと化粧下地、どちらから塗るべきか順番に迷うし、どちらも使用すべきか分からない。
結論としては、日焼け止めは化粧下地の代わりにしても問題ありません。日焼け止めだけを使用し、そのままベースメイクを始めても大丈夫です。
使用するアイテムにもよりますが、「ベースメイクがのりやすい」「化粧崩れしにくい」という日焼け止めであれば、十分に化粧下地の代わりとして使えるもの。肌の相性と合っていれば、下地を省いても構いません。
化粧下地は肌の状態を整えつつ、ベースメイクがのりやすいように使用するものです。日焼け止めでも代用できるのなら、あえて重ねる必要はないでしょう。 休日などファンデいらずで過ごす日などは、日焼け止めだけという方もいますよね。試しにファンデを重ねてみて、下地がなくても大丈夫かチェックしてみるのもおすすめです。
日焼け止めだけを使ったら得られる5つメリット

あえて化粧下地を使わず、日焼け止めだけを使用すると、下記5つのメリットが得られます。
1.メイクが崩れにくくなる
スキンケアやファンデーションなど、肌に重ねるアイテムが多いほど肌と密着しにくくなり、汗や皮脂によって崩れやすくなります。
汗をかきやすい時期や皮脂が出やすい方は、化粧下地を使わず、日焼け止めだけを使用した方がメイクは長持ちするかもしれません。
2.メイクの時短になる
化粧下地を使わなければ、単純に塗る時間が省けるので、メイクの時短にもなります。
それぞれを塗布する時間、なじむまでに待つ時間が減るので、忙しい朝には便利でしょう。
3.節約になる
メイクの時短同様に、1アイテム減らせるので節約にもなります。
4.肌への負担を減らせる
肌は摩擦に弱く、何度もこすったり触ったりすることで炎症を起こすこともあります。敏感肌の方ならば、何気ない摩擦だけで肌が赤くなり、かゆみを起こしてしまうでしょう。
敏感肌でなくても、弱い炎症の繰り返しでメラニン色素が発生し、シミやくすみの原因になることも。
顔に何かを塗ることは少なからず摩擦を与える行為になるので、化粧下地を減らせば、そのぶん摩擦も減らせます。
5.日焼け止め効果が高まる
化粧下地と日焼け止め、どちらも手順が似ているので、両方塗るのを忘れてしまうときもあるかもしれません。
「忙しい朝に化粧下地だけ塗って、つい日焼け止めを忘れてしまった」「日焼け止めは紫外線が気になる時期だけ重ねていたので、塗り忘れることが多々ある」という方もいます。
アイテムを減らせば塗り忘れも防げるので、自然と日焼け止めを毎日塗布する習慣が身につきます。
キチンと毎日重ねることで、日々の紫外線対策につながるはず。日焼け止め効果が高まり、紫外線によるダメージを防げるようになるでしょう。
日焼け止めと化粧下地、どうしても両方使わねばならず、順番にも気をつけないといけないと思われていた方は、この機会に見直してみてください。
両方使うことを止め、日焼け止めだけ塗布したメイクを試してみましょう。
やっぱり化粧下地は必要!日焼け止めも使いたい方に

化粧下地を省いても構わないことは分かったけれど、やっぱりお気に入りの化粧下地を使いたい方もいますよね。ベースメイクをより美しく整えてくれるプライマーや、肌色や毛穴を整えてくれる化粧下地を省きたくない方は、正しい順番で塗り重ねてください。
「スキンケア、日焼け止め、化粧下地、ベースメイク」の順に重ねること。ただしパウダータイプやスプレータイプの日焼け止めは、メイクの後に使用してください。
日焼け止めの中には、化粧下地と兼用できるもの、ファンデいらずを叶えてくれるほど補正力のあるアイテムもあります。「日焼け止め下地」として人気を集めている商品を試してみてもいいでしょう。
化粧下地の代わりに日焼け止めを使っても構いませんが、両方使う方法だって間違いではありません。
外にいる時間が長く、メイク崩れが気になるときは日焼け止めだけ。室内にいる時間が長く、メイクを綺麗に見せたいときには化粧下地もあわせて使うなど、シーンや外出時間によって、使い方を分けるのもおすすめです。
自分だったらどの方法やアイテムがいいのかを考えながら、ベストな方法を選んでみてくださいね。