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日焼け止めって何時間もつの?持続時間と効果について徹底解説!

日焼け止めは朝出かける前に塗布して、そのまま一日過ごすという方はめずらしくありません。ですが、日焼け止めの持続時間はどのぐらいあるのか知っていますか?

意外と短い持ち時間に、驚いてしまうかもしれません。

日焼け止めの基本知識と共に、肌にとってベストな使い方について徹底解説しますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

日焼け止めの持ちは意外と短い?SPFとPAについて

女性が日焼け止めを選んでいる

日焼け止め時間の持続時間は、おおまかには2~3時間程度です。これはどの商品でも変わらず、効果も大きくは変わりません。

まずは日焼け止めを選ぶ際に基本とする、SPFとPAの数値について覚えておきましょう。

SPFとは?

SPF(Sun Protection Factor)とはUVB(紫外線B波)から防ぐ数値をあらわしたものであり、数値が高いほど時間が長くなります。

肌は紫外線を浴びると、約20分で日焼けが始まるとされています。たとえばSPF20ならば、20倍の時間を持続させるということ。

単純に20分×20=400分と、6時間以上も持続時間があることが分かります。

PAとは?

PA(Protection Grade of UV-A)とは紫外線A波から肌を守る基準であり、「+」から「++++」の4段階にて記載されます。

UV-AはB波よりも肌の奥に浸透しやすく、室内にいても降り注いでくるもの。紫外線が強いときには、+の数が多い日焼け止めを使うと防止効果が期待できます。

日焼け止めの持続時間はなぜ短いのか?

女性が日差しをよけている

SPF50ならば、計算すれば約16時間は効果が持続するはず。なのに、日焼け止め効果の目安は2~3時間程度と短いのはなぜなのでしょうか?

数値は絶対的なものではなく、あくまで肌が赤く反応するまでの時間を延ばせる時間を示したもの。100%紫外線を防ぎ続けるという意味ではありません。

日焼け止めは肌に塗布すれば、製品の持ち時間は大きく変化します。その原因について、ひとつずつ確認してみましょう。

紫外線は季節によって変わる

紫外線は1年を通して一定の量が降り注ぐわけではなく、3月になると急激に強さを増し、5~8月にはピークを迎えます。

日焼け止めは紫外線が強いほど持続時間が短くなり、持ちは悪くなるように。12月と7月では紫外線量は数倍異なるので、同じ日焼け止めを使用しても、7月は長く持ちません。

日焼け止めは塗っても落ちる

人の肌は汗をかき、皮脂を分泌するもの。そのため日焼け止めをしっかり塗布しても、時間がたてば汗や皮脂と共にはがれ落ちてしまいます。

服やバッグでこすれたとき、つい手で触った際にも、摩擦によって落ちてしまうでしょう。

特に汗や皮脂が多く分泌する季節は、日焼け止めの効果は長続きしません。

日焼け止めが正しく塗れていない

日焼け止めをしっかり塗ったと思っても、量が足りない、塗りムラがあるというケースも多々あります。伸ばしやすくて肌になじみやすい製品が多いからこそ、正しく塗れているかを見極めにくくもなっています。

さまざまな要因によって、日焼け止めは本来持っている効果を最大限に発揮させることができません。

季節や個人差によってより持ち時間が短くなるため、SPF値が高い日焼け止めでも、長くもつことはないでしょう。

日焼け止めの持ちをよくする方法はある?

腕を撫でている

日焼け止めの持ち時間がたとえ2~3時間程度だとしても、それより短くはしたくないものですよね。

持ちを良くする方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

スキンケアで肌を整える

汗や皮脂が多く分泌する顔は、スキンケアでしっかり保湿をしておくのがおすすめです。乾燥していると、肌を潤わせるために、過剰に汗や皮脂が出てきてしまいます。

保湿された肌は日焼け止めもフィットしやすく、塗りムラも防ぎやすくなるので、水分と油分をバランスよく足しておきましょう。

ボディの日焼け止めは重ね塗り

日焼け止めを一度塗ってなじませたら、もう一度重ねてみてください。量が増えることで日焼け止め効果は高まりますし、もう一度塗り重ねることで、より塗りムラを防げるようになります。

特に日焼けしやすい首やうなじ、手の甲や足の甲だけでも重ねて塗るのが正解です。

機能性の高い日焼け止めを選ぶ

SPF値やPA値が高い日焼け止めを選ぶのも間違っていませんが、屋内や通勤時だけならば高い数値は必要ありません。ただし外出時間が長い場合、アウトドアや海水浴に出かける場合には、最高値を選んだ方がいいでしょう。

近年では摩擦に強い製品や、ウォータープルーフ製品も登場しています。クレンジング方法を確認し、シーンに合わせて高い機能性を持つ日焼け止めを選んでもいいでしょう。

日焼け止めは塗り直すのがおすすめ!

どんな良い製品を選んで丁寧に塗っても、やはり日焼け止めは3時間を目安に塗り直すのがおすすめです。汗をかく季節や海に行って泳いだ際には、こまめに塗り直してみてください。

塗り直しが面倒な方は、スプレータイプを持参して拭きかけても大丈夫です。顔は塗り直しが難しいので、パウダータイプを重ねるといいでしょう。

日焼け止めを上手に使いこなし、紫外線ダメージをしっかり防いでくださいね。

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